2022/04/21

マイクラのバニラに飽きた人はBetter Minecraftをやってみよう

マイクラのバニラに飽きた人はBetter Minecraftをやってみよう

ご注意 

最近あまりにネタがないため、久々にマイクラの話題でもしようかと思うのですが、マイクラは半年か1年で大型アップデートがあり、modパックにいたっては数日でガラリと内容が変わることも珍しくないため、2022年4月21日現在での最新リリースバージョン(マインクラフトのバージョン1.18.2 Better Minecraft Fabric版は6.5、Forge版は7)でしか通用しないことをご了承ください。

Better Minecraftとは何か

Better MinecraftとはいわゆるModパックで、いろんなModsをまとめて導入して楽しもうという感じのものです。Better Minecraftはだいたい160~170ぐらいのmodsが含まれています。それらが競合しないように、個別の設定ファイルが設定されている場合もあります。

Fabric版とForge版があり、多くの部分では共通点が多いのですが、個人的な印象ではFabric版はややロードが軽い(ゲーム中の差はさほど感じられませんが、わずかにFabric版が軽いかも)、Forge版はmodがやや多機能性に富む。といった印象です。

Better MinecraftはCurseforgeというmodを扱うサイトの中でマイクラのmodpackの中では、1.18.2対応で限定するとダウンロード数一位であり、とくにFabric版はこれを書いてる時点で160万ダウンロード数と他よりかなり多いダウンロード数です。

バニラに飽きた、modpackをやってみたいという人には最初にやりたくなるmodpackの一つだと思います。バージョンを特定せず、全体で最もダウンロード数が多いのはRLCraftというmodpackですが、そっちは高難易度であることを説明で強調していますので、初めてやるには少しハードルが高いかもしれません。Better Minecraftはやれることはかなり多いですが、バニラの雰囲気も残ってはいますのでとっつきやすいかもしれません。

Forge版とFabric版どちらがいいのか

人それぞれという極めて平凡な回答しかできないのですが、ダウンロード数は基本的にFabric版のほうが0.6倍ほど多いです。私の環境だとForge版は起動時のロードが結構重く、Fabric版はForge版に比べればロードが長くないのでとっつきやすさはFabric版のほうがあるのかなと思っています。逆にゲームではmodの機能がシンプルさよりやや高機能寄りなForge版のほうがとっつきやすい(序盤が楽)かなとも思います。

導入方法は

いろんな方法があると思うので、ここでは割愛します。Java版ではマイクラ用起動ランチャーを使うのが一番楽だとは思います、特に有名なのはMultiMCというランチャーでしょうか。気になる方は検索を。

具体的にバニラと何が違うのか

前述のとおり、160~170のmodsで構成されるmodパックなので、バニラの雰囲気は残りつつも結構違う感じになっています。便利系が結構そろっているため、木の一括伐採や広範囲の採掘も可能です。チートを可にした場合はmを押してマップを開き、ワープも可能です。工業系と言われるものはあまり採用されてないか比較的シンプルなものかになっていて、アイテムを集める場合は探索のほうがメインになると思われます。魔法系も少しはありますが、そこまででもないように見えます。エンチャント系は結構豊富かもしれません。追加ブロックや追加の食料は数が多めでいろんな装飾をしたり、いろんな料理を作ることが可能になっています。


2021/11/18

2032年までWindows10を使うためのWindows (IoT) LTSC 2021の個人的まとめ

 2032年までWindows10を使うためのWindows (IoT) LTSC 2021の個人的まとめ

目次

  1. まとめ
  2. Windows IoT LTSC 2021とWindows LTSC 2021の違い
  3. 2032年までWindows10を使うには
  4. LTSCと通常版の違い

まとめ

簡単なまとめです。具体的な内容、詳細は後のほうに。

  • Windows LTSC 2021のサポート期間は約5年、2027年まで
  • Windows IoT LTSC 2021のサポート期間は約10年、2032年まで
  • Windows LTSC 2021とIoT LTSC 2021の中身はほぼ同じ(ライセンス形態やアクティベーション方法が少し異なる)
  • Windows IoT LTSC 2021のISOイメージは現在のところ、英語版のみ
  • 英語以外の言語版にはWindows LTSC 2021のISOにIoTのSKUが入っているため、IoT LTSCのキー(具体的にはIoTEnterpriseのキー)を入力すればIoT LTSC 2021にスイッチ(変更)できる。
  • Windows LTSC 2021 はVolume channelである。(ボリュームライセンス)
  • Windows IoT LTSC 2021はOEM channelである。(OEMライセンス、多くの場合プレインストール)
  • Windows IoT LTSC 2021のライセンスとキーを入手できれば、Windows LTSC 2021のISOを使って Windows IoT LTSC 2021を2032年まで使用することが可能。
  • OEMライセンスなのでプレインストールされたPCを買うのが一番手っ取り早い。

Windows IoT LTSC 2021とWindows LTSC 2021の違い

まとめでだいたいは書かれていますが、中身や機能に関しては全くと言っていいほど同じである可能性が高いです。

LTSC 2021はVolume channelでボリュームライセンスでしか入手できません。またキーはMAKとKMSキーだけのようです。

IoT LTSC 2021はOEM channelでOEM企業からの提供となります。多くの場合はプレインストールされたPCを購入することになると思います。こちらのキー形態はハードウェアによる紐づけの形式(個人用では一般的なハードウェアIDによるオンラインアクティベーション)だけのようです。KMSは対応しているとしていないと両方の意見を見かけます。

一番の違いはサポート期間でこれは明確に違います。LTSC 2021は5年間とIoTのほうは10年間です。

現状ではIoT LTSC 2021独自の日本語版ISOは存在しませんが、下の画像はWindows10 LTDC 2021 日本語版ISOのinstall.wimの中身でそれを細かく見るとIoTEnterpriseS(EnterpriseS=LTSC)のSKUが入ってることがわかります(IoT LTSCのキーを入力すればIoT LTSCにスイッチする)。

2032年までWindows10を使うには

まとめのほぼ繰り返しになりますが、2032年までWindows10を使いたい場合はWindows IoT LTSC 2021のOEMライセンスを入手してOEMの条件に当てはまるPCにインストールすると使用することが可能です。多くの場合はプレインストールされたPCを購入し、使うことになると思います。OEM版の場合はPCの性能で価格が変わるようで、性能が低めのものは安価で性能の高いものは通常版とそれほど変わらない価格になるようです。具体的にはMSの提供価格は30ドルから300ドル程度のようです。大元のだいたいの価格でOEM企業の価格ではないので購入者がいくらで買えるかはケースバイケースだと思います。モバイル系ビジネス用PCではIoT LTSCインストール済みの2万から4万円ぐらいのPCをたまに見かけます。

LTSCと通常版の違い

直接的には関係ない話題ですが、LTSCと通常版(ここではPro版を例とします)の主な違いを。細かな違いは結構ありますが、大きな違いは二つあります。一つはLTSC版はカーネルの大きなメジャーアップグレードがありません。具体的にはWindowsにはOSビルドという数字の細かいバージョンがあるのですが、Windows10 LTSC 2021を含むWindows 10 21H2は19044というOSビルド番号があります。LTSCの場合はこの番号が大きく変わらない可能性が高いです。通常版はメジャーアップデートがあった場合は大きく変わる場合があります。ただWindows10はもうメジャーアップデートがあるかは不明なので、今後この二つのOSビルドが大きく差が出てくるかは不明です。

もう一つの大きな違いは、LTSC版はUWPアプリが搭載されていないことです。それによりMSストアも搭載されていません。電卓ソフトなどはUWP版ではなく、Win7などのような電卓です。UWPアプリが搭載されていないため、スタートメニューの項目のアプリは少なくてすっきりしています。余計なソフトがなくてよいと考えるか、物足りないと考えるかは人それぞれでしょう。


2020/11/24

ダークモード(あるいはそれに準じたテーマ)に対応したフリーソフトを探す方法

ここ1,2年、年齢のせいなのかな…、PCで白い背景を見るのが結構きついように感じてきました。

なので、ここ半年ぐらいずっとダークモードに対応したフリーソフトを探しているのですが、なかなか見つからず、苦労しました。なので見つけた範囲でメモ。

探し方1(そんなに多くない)

https://darkmodelist.com/

探し方2

AlternativeTo(https://alternativeto.net)に行き、"Night mode/Dark Theme"を「タグで」検索する。Tagは検索欄に打ち込むと下のほうに出てくるので、そちらから検索。よくわからんって場合はこの'Night mode/Dark Theme'をクリック。

探し方3

国内産は上のサイトではほぼ出てこないので、素直に"ダークモード フリーソフト"とかでググる。書く意味があるのかなこれ。

以下、私が見つけたほぼ完全に背景を黒くできるアプリ一覧

ブラウザ

chromeおよびChromium系ブラウザ(GoogleChrome,MS Edge,Vivaldi,Brave,SRwareIronなどなど全部可能?)拡張機能でWebページも黒背景に個人的にはDark Readerがおすすめ

Firefox(派生も可能?) FirefoxもDark Reader(for Firefox)でアドオン有り

一応拡張機能でPDFやらofficeファイルやらもブラウザで見れば黒背景に変えてくれます。うまくいかない場合もありますが。

PDFリーダー

Adobe Reader 黒背景、白文字で見る設定がありますが、うまくいかないpdfも個人的には結構ありました。

sumatraPDF UIを全部は黒背景に出来ないので完全に対応してるわけではないですが、詳細設定のconfigテキストファイルを書き換えることにより背景色や文字の色を設定できます。PDFじゃなく、epubなど対応ファイルすべてを黒背景、白文字に変えることもできますが、うまくいかないことも結構あるように見えます。細かく設定すればいいだけかもしれませんが。

テキストエディタ

VSCode(またはVSCodium) ダークモード対応。

Mery ダークモード対応。作者様の注意書きあり。

ファイラー(ファイル管理ソフト)

Tablucus Explorer 個人的には愛用しているファイラー。プラグインで圧縮ファイル閲覧も可能。
ファイラーは細かくカスタマイズ可能なソフトが多いため、黒背景設定可能なものは結構あるんじゃないかと思います。

動画プレイヤー

MPC-BE BlackEditionというだけあって、元から黒いですが
VLC ダーク系スキンの適用でほぼ黒くなりますが、設定画面などは白いままみたい
PotPlayer Bundlewareといわれてたりするので、その点はご注意
mpv.net mpvのUI改良版。ダークモード対応ぽい。anime4k(アニメ向けアップスケーリングフィルター)を使えるのでアニメを見る人にはいい動画プレイヤーかもしれない。
 

その他

Joplin ノートおよびToDoアプリ。OneNoteライクな使い方が可能。
Discord 説明不要なほど有名なチャットアプリ
office(UWPつまりストアアプリのほう) office2019でもダークofficeテーマはありますが、完全には黒くできないみたい。
Paint.net グラフィックスソフト
Anki 暗記を手助けするアプリ。英語覚えるときに重用
Electronを使っているフリーソフト、一例はSiki(汎用掲示板ビューア)。このフレームワークを使ってるアプリはちらほら見かけます。
Thunderbird 定番メーラー
KeeWeb KeePass互換のパスワードマネージャー
MediBang Paint 日本製イラスト・マンガ制作ソフト
Dopamine ミュージックプレイヤー。日本語はないみたい
Keepassパスワード管理マネージャー。KeeThemeというプラグインとKeeTheme.iniの設定ファイルをPluginフォルダに入れるとほぼダークモードになるっぽい。一部ウィンドウは白いままみたいですが